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DANGER ZONE (失恋船長)
Mysteria / VIOLET (失恋船長)
Nostalgia / crimson / 相川七瀬 (MK-OVERDRIVE)
Rise / GUILD OF AGES (火薬バカ一代)
今日の10曲 (失恋船長)
Young Love / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS (MK-OVERDRIVE)
I Lied for You / Insight / CHROMING ROSE (火薬バカ一代)


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DANGER ZONE

Shut Up!

アルバムの新規登録を一斉にしたのですが、数十分まっても入れないので一旦、こちらで発言します。いやー、イタリアの老舗バンドですよね。昔はここまで洗練されたアメリカンロック志向を打ち出していませんでしたが、見事に洗練されたサウンドになっています。
このバンドもポイントは、この力強い歌声でしょう。荒々しいがメロディをしっかりと追いかけ歌い込めるロベルト・プリオーリの存在感。ジョー・リン・ターナーとデヴィッド・リースを足して二で割ったというありきたりな表現になったが、この歌声はそれほど、存在感を発揮している。

バランス感覚に秀でたサウンドメイク。ギターもキーボードも自己主張をしているが互いを殺さない。リズムセクションはメリハリがあり躍動感を与えている。アメリカンロック志向だがイタリアのバンドだけに叙情性もある、その情熱的なサウンドは、力強さと大衆性を完備。見事な尺度と熟練のアレンジセンスで魅了してくる。

Journeyのような普遍性は勿論あるのだが、もっと活きの良さがあるのでHouse Of Lords とかに近いですかね。まぁAOR系ハード路線としてはお手本になるような作風を堅持。その昔気質のサウンドは、往年の80年代ロックを愛するモノを立ち上がらせるだけに魅力に富んでいる。

こういう音を聴くと元気になりますよね。世知辛い世の中ですが、ワタクシはこういうサウンドを聴き心を洗濯しますね。バランス感覚の良さなのよねぇ。中盤以降も落ちないのよ。11曲入で45分なんですよ。これが聴きやすいのよね、無駄を排した作り、焦点の定まったサウンド。その強みをたっぷりと味わいましたね。○○風味が気になる人は退場してください。
このノスタルジックだが、鮮度を保ったメロディアスハードを素直に楽しみます。混じりっ気無しの中年男のワタクシに染み入りますねぇ。そして、青春時代に連れ戻してくれます。

逞しいんですよね。だから軟弱に聞こえないのです。日本では人気薄そうですが、こういうバンドをメディアにもフォローして貰いたいね。
ホントに最後まで落ちないんだよね、クオリティがさ。だからリピート再生なんですよ。他のアルバムもチェックしたくなりましたね。
EZOのFIRE FIREのカヴァー以降、すぐにアルバム出してくれたら忘れなかったんですけどね。

やられたなぁ。かっこいいわ、フックがあるのよねぇ。だから最後までクオリティを落とさなかったね。やり過ぎとギリギリの攻防をしたよねぇ。上手いことやっているわ。

失恋船長 ★★★ (2025-07-09 09:35:59)



Mysteria / VIOLET

アルバムジャケットに映るメンバー、リードヴォーカルである女性のメイクと、なんだかとても古くさい印象を受けた。なんの予備知識も無いバンド。ドイツのグループらしいが詳細はさっぱりだ。Houstonを聴いていた時、Houstonが好きな人にオススメという形で紹介されたバンドの中に、このグループがいた。その古くさい印象のメンバーショットに魅入られた。これは幻のグループ発掘良品なのかと、3曲目を聴いているあたりでワクワクしていたのだが、このグループは現役の新人。

2022年には1stをリリースと、絶賛売り出し中なのだが、古くさい音楽をやっている。軽やかに流れる叙情的なメロディ、浮遊感も漂わせるヴォーカル。そして随所にねじ込まれるサックスの音色、このサックスがイイ。AORなハードサウンドではあるのだが、湿ったヨーロピアン調の音色、そして大衆性を完備した聴きやすいサウンド、その鍵を握るのはキーボードだし、サックスだ。
ギターは控えめながら邪魔しないソロなど、アイデアを持っている。この手のサウンドにおいてリズムセクションは大きな役割を果たさないのだが、逆にシンプルに徹する事でより音楽性を際立たせる、まぁ狙ってやっているのだから驚きはない。

この独特の浮遊感のあるメロディと歌声、どこかで聴いた事があるなぁと悩むのだが中々出てこないのだが、個人的にはRoxetteを思い出しますね。彼女の声質がマリー・フレデリクソンに似ているなぁと思うと、全てのピースがハマりましたね。

彼等が示した神秘性、その繊細な機微を見逃さないアレンジとメロディ、歌い手もパフォーマンスもより狙い済ました世界観をターゲットに、見事に撃ち抜いています。上手いことやっているわ。

過去が未来を作る。これはワタクシの持論です。過去を見つめ、そこから得た教訓が未来を作る、この80年代型サウンドは今や一つのジャンルだ。ノスタルジックなサウンドの中に今の感性を取り込み昇華したスタイルはけして盗用するだけの罪作りなサウンドではない。ワタクシが経験したことがないスタジアムロック、このバンドはその会場に参加したような錯覚を覚えさせてくれる。

80年代のロックには大きな問題があった、それはお金儲けに走りすぎたレコード会社、マネージャーと結託する弁護士。そういう集金作業に加担させられ搾取されたバンドは数知れず、そうして方向性を見失いシーンそのものが消えた。
しかし、こうして再提示された音楽、その純粋なリメイクは改めて80年代型のサウンドの素晴らしさを現在に伝えてくれた。このバンドの人気は分からんが、ノスタルジックな印象操作にワタクシは見事に乗せられた。

根がスラッシュメタルから入った身としては、どうしても軽いなぁ。軟弱だなぁ。TOTOやStarshipの全てが好きな分けでもないし大きな影響を受けた分けではない、またRoxetteとかは、まともに聴いた事が無い。それだけに、このバンドがもの凄いパクりをやっても気がつかないのだが、それでも、ノスタルジーなサウンドには魅入られる場面は少なくない。

ただ、やはり飽きのサイクルは早いだろう。デジャブ感というものはあるのだが、バラードとかもアリーナが似合う音なんだよなぁ。このバンドのバイオは手に入れないとねぇ。その面倒な作業が苦にならない、古くて新しい前時代的スタイルに魅了されました。ダレそうになったんだが10曲入のおかげでリピード中なんですよねぇ。

失恋船長 ★★★ (2025-07-09 08:45:10)



Nostalgia / crimson / 相川七瀬
1998年5月リリースの10thシングル。イントロ、リフ、サビメロなどなど何もかもがカッコいい安定のオダテツ作品ですね。前作"彼女と私の~"と比べるまでもなく彼女のシングル曲ではかなりアップテンポな部類。本人も携わった詞は"あの夏の輝きはもう届かない幻"などひたすらネガティヴでサマーソングには不適ですが、デビュー2年半で格段に成長したヴォーカルに聴き入りますよ。メロディ、アレンジ全てが高次元で融合した名曲。


https://www.youtube.com/watch?v=sFgITeCCzGQ

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-07-09 01:54:50)



Rise / GUILD OF AGES

オランダのポップ・グループからのイチャモンによりCAUGHT IN THE ACTからGUILD OF AGESへと改名を余儀なくされるも、メロディ愛好家からは一貫して根強い支持を取り付けるコロラド州デンバー出身の6人組が、ほぼ20年近い沈黙期間を経て'16年に発表した復活作。通算3作目(CITA時代も含めると5作目)。今回は盟友ボビー・バースの手は借りず、バンドのセルフ・プロデュース体制でレコーディングが行われいます。
重厚に絡み合うツインGにドラマティックな曲展開等、作を重ねる毎にHM路線への傾倒を顕著にしていった彼らですが、本作においてはヘヴィ・メタリックなエッジのみならず、大陸産のバンドならではの爽快感溢れるメロディにコーラス・ワーク、ピアノ(ショパンの“月光”調)イントロに導かれてスタートする序曲①と、厳かにアルバムEDを締め括るアウトロ⑫で本編をサンドイッチするというCITA時代の名盤『HEAT OF EMOTION』を思い起こさせる構成等、初期作と近作のエッセンスがバランス良く盛り込まれており、まさしく復活作に相応しいこれまでの総決算的内容に仕上がっています。
まぁ、それにしてはアルバム後半の息切れが気にならなくもないのですが、個人的には①~⑥の素晴らしさだけでアルバム購入代金の元は十分に回収出来ましたよ。特に物悲しいピアノのイントロでグッと掴まれ、ダニー・マルティネスのブランクをまるで感じさせない熱唱が胸焦がす劇的な⑤は、このバンドが持つポテンシャルの高さがしかと刻まれた名曲です。
それだけに、これ以降活動状況が全然伝わって来ないことが心配なんで、ぼちぼち新作をリリースしてくれたりすると嬉しいなぁと。待っとります。

火薬バカ一代 ★★ (2025-07-09 01:17:58)



今週のアルバム10選

『夏をぶっとばせ昭和ジャパニーズメタル』


①早川めぐみ - 秘密警察
芸能人水泳大会でワイプ歌唱も見せてくれた
メタルアイドル早川めぐみ
早すぎた企画だったなぁ
RIOさんも作曲面で貢献
ダメな面も含めて愛聴盤なんですよねぇ
いまだに忘れられん
両思いよりも片思いが好きとかプロフィールに書いてあったことを
東洋大卒業なんてカワイイも飲んだよ
わしゃ死ぬほどワロタわ






②X-Ray - Shout!
ちょっとこのあたりは音楽性が拡散していくんですが
オープニングナンバーのStardust Wayは成功例でしょう
なんだかんだでX-RAYというバンドはシーンをもの凄い勢いで駆け抜けました
夭折のギタリスト湯浅晋
もうメタルには興味無しのギターは弾いていない無念
藤本朗っていい歌い手だと思うんだけどねぇ
声が掛んなかったのかねぇ








③樋口宗孝 - 破壊凱旋録
日本を代表する天才ドラマー
契約の時点でソロアルバムのリリースがあったと言われているが
そんな事は問題なし
山本恭司との競演を始め
ジャパニーズメタル界の腕利きミュージシャンが揃っています
メイクアップ結成前の山田信夫の歌も聴ける
名バラードも収録と聞くべき点が多い




 
④Rajas - Rajas
個人的な思い入れはEPですね
クレイジー・クール・ジョーがベースを弾いています
なんだかんだで4曲くらいが丁度良い
あとこれにSHOCKがあれば十分
それくらい充実していますよ
Straight Fighterはよう聴いたなぁ



⑤EZO - EZO
今でも思うね
忍者キャラでデビューじゃなかったらどうなっていたのか?
まぁジーン・シモンズの肝いりだったからね
逆らえないでしょうけど
+よりも-な面が強いと思うけどね
あの時代のアメリカなんてトランプ大統領だからでしょ
KISS OF FIREの根暗さとメジャー感が好き
あのクセの強さは元来のバンドそのもの
やっぱり渡米しても垢抜けられなかった
フラットバッカーで勝負して欲しい勝ったね
でもEZOはEZOでカッコイイ
アメリカ人にミミズを聴かせて欲しかったよ

失恋船長 (2025-07-08 03:02:42)



今日の10曲


『胸キュン/胸熱ロック 131』10選



①KUNI - VICTORY OF DREAMS
何がどうって事は無いインストナンバーなのかも知れないが
単身渡米してなんの確証もない中でレコーディングにまでこぎ着けた
レフティモンスター我らがクニ
このインストナンバーを聴くと彼の苦難の道のりを垣間見る
スリル溢れるインストナンバーだ





②Al Di Meola - Race with the Devil on Spanish Highway
RIOTがカヴァーした事でも有名なアルディ・メオラのインストナンバー
彼らしい知的な側面とスリル溢れる予測不能な展開に息を呑みます
ジャンルを問わず多くのギタリストに影響を与えた不世出の天才です
久しぶりに聴きましたがやっぱり興奮させますね


③DRACULA BATTLE - Bloody Tears
悪魔城ドラキュラ関連のゲームサウントラを
柴田直人さんがメタルアレンジ
原曲がゴシカルなモノが多いのでメタルとの親和性が高く
元をしらなくても純粋に楽しめる
太田カツにメフィストフェレスの工藤恭司らが参加した



④Rainbow - Weiss Heim
美しいインストナンバーですね
凍てついた湖面に映るおぼろげな古城が見えます
これぞリッチー・ブラックモアの真骨頂でしょう
切ないメロディだがどこかポジティブな空気がある
素晴しいですね


⑤Rush - YYZ
かっこええわ
テクニカルなのは勿論だが
親しみやすさもある
この両輪の太いこと
センスに固まりですなぁ


⑥Bobby "Blue" Bland - Ain't No Love In The Heart Of The City
大人になると原曲の良さが染みてくる
カヴァーデイルが取り上げた気持ちがよく分かる
凄くいいフィーリングがある
歌が上手いなぁ



⑦Eliza - Scorpion
やっぱイライザといえばこの曲なんだよなぁ
哀愁のメロディが激しく迸るソロ
音質は良くないがやりたい事はよく分かる
起承転結のある展開も好き
こういうバンドはもう日本から出てこないだろう



⑧Phantom Blue - Last Shot
百花繚乱の時代を思い出させるイントロのギター
凄みのあるドスを聴かせた歌声は軟弱さを一層
セクシーなジャケは足を引っ張ったろうなぁ
早すぎた登場が惜しまれる
現代の方が遙かに人気を得られたろう
彼女達は復活していないのかなぁ?



⑨Megadeth - My Last Words
スリルのある曲ですよね
先の展開を読ませてくれない
Megadeathというバンドの魅力
それでありながらもメロディアスな面も上手く強調
強度の高いパワフルさも強烈なインパクトを残す



⑩Damn Yankees - High Enough
何度聴いても感動しますねぇ
永遠の定番ナンバーでしょう
厳しい暑さを緩和してくれる
爽快なパワーバラード

失恋船長 (2025-07-08 02:34:33)



Young Love / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS

1996年7月リリースの12thスタジオアルバム。シングル表題曲はリリース順に7.・3.・13.の3曲で前2曲は1位に輝くも3つ目は↑中曽根さんの評価通りに5位止まりでした。本作未収録の"マンピー~"以降小林武史から離れセルフプロデュースに移行、表ジャケットに写るメンバーの出で立ちも含めて'60年代~'70年代のロックをモチーフに原点回帰を目指したとのこと。関口和之も復帰した本作でバンドサウンドの基本に立ち返った結果、初のダブルミリオンを売るメガヒットに。まさに産業ロックでありますが残念、私自身は"マンピー~"で醒めきっていて本作もリアルタイムではほぼスルーです。桑田の無限の創作力には感服しますが"メロディ飽和"には勝てませんね。サザンといえども'90~'92年をピークとして明らかに行き詰まってるなとの感想、それを打開したのが次作となります。

MK-OVERDRIVE ★★ (2025-07-08 01:55:12)



I Lied for You / Insight / CHROMING ROSE
メロディック・パワー・メタル時代の面影は遠くへ去りにけりですが、
内省的でメランコリックな曲調は、これはこれで魅力的。
AXXISのバーナード・ワイスを思わす細かい揺れを伴うシンガーの
ハイトーンVoがメロディの哀愁を引き立ててくれていますよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-07-07 23:59:51)



And the Cannons of Destruction Have Begun... / WARLORD

レーベル元である、Metal Blade Recordsの戦略なのか、いきなり無観客のステージでライブレコーディングを敢行。それをビデオとして販売。アナログ盤としてリリースされた音源の方はサントラ盤という変化球を投じる。どうして、こんな形でデビューを迎えたのかは分からないのだが、彼等の神秘的な音楽性を生かした演出ならば、失敗と言えるだろう。

しかし分からない訳ではない。今作がリリースされた時期は1984年、シーンにも地殻変動が起こり、彼等のようなバンドよりもキャッチーでド派手はルックスを武器にした刺激的な歌詞を歌う毒気満載のバンドがシーンに流れ出す目前でもある。
とにかく、この魔術的な世界観がティーンエージャーに受けるとは思えないというのが正直な感想。こういう音はマニア向けだ。しかし、メロディの質の高さ、深みのあるアレンジと構成力。パフォーマンスも当然ハイクオリティとライブ演奏としては素晴らしいのだが、やはり馬鹿げているという思いは拭えない。

しかし、それはを鑑みても個人的には愛するべき音楽性だし、この拘り抜いたサウンドには敬意しかない。VHSの方も、キーボードプレイヤーのSentinelはいないことになっている。まぁ、当時のシーンではキーボードプレイヤー=軟弱なバンドというネガティブは感覚があった。
LOUDNESSも渡米後のアルバムにはキーボードプレイヤーが参加しているのだが、幾度目立たない。他のメンバーがプロデューサーに反発。キーボードプレイヤーの音を最小限までに絞り、自分たちの音を最大限に上げたという発言が普通に受け入れられる。これは1988年とかのお話。それが1984年ではね。今話題のサバスもジェフ・ニコルズは最後まで正式メンバーにはなれなかった。

あのブラックサバスにキーボードプレイヤーが正式に採用されるいうアレルギーは確実にあったろう。これも時代だが、キーボードプレイヤーなくして、このドラマは積み上げられない。作曲面でも確実に貢献したダイアン・コルナレンスことSentinelさんの素晴しいパフォーマンスに目を細めます。


NWOBHMという新しい波を受け止めたアメリカンロックの凄み。そのドラマはあくまでも神秘主義を貫き、聴き手を霧深い森の奥へと誘う。その森野中にたたずむ怪しげな洋館、そこに足を踏み入れる強烈な不安と、聴き手はそんなドラマの当事者になるかの如く、この壮大な世界観に没入出来る。まぁ凄い説得力のある音ですよ。

叙情的なメロディを紡ぐギター、そしてパワフルなリズムを刻むドラム。歌声もシットリとしており、このサウンドにはジャストフィットと言えるだろう。RAINBOWスタイルも嫌味無く取り込み、リッチー・ブラックモア的志向は随所に顔を出す、ジプシー的なメロディも同様のアイデアだろう。全てに無駄がなく完璧と言えるほど溶け込んでいる。マーク・ゾンダーことThunder Childのパワーヒッティングドラムは、さしずめコージー・パウエル同様の役割を果たしていると言えるほど、随所に、その屈曲なドラミングで魅了してくれる。

プロフェッサーと言いたくなるギタリストも後のホンモノの大学教授になるのだから驚きだ。彼の知性が、女子供に媚びを売ることを拒絶したのだろう。変則的なデビューと、次に繋がる作品をコンスタントにリリースできなかったのが残念だが、このバンドが今作の世に送ったのは紛れもなく素晴しい出来事であり、強烈なインパクトを残してくれた。

今配信されているのは、Global Rock Recordsから出たモノであり、貴重なデモ音源が聴けますので是非ともトライして欲しいですね。
素行不良を原因にユーライアヒープをクビになった男、Steff FontaineことSteve Fontaineの貴重なパフォーマンスも楽しめます。レア曲も豊富なのでファンならば要チェックでしょう。

でも本編なんですけどね。色んな意味で伝説を築いた幻の一枚。日本盤もあるのですが、ボーナストラックの豊富さで配信盤に軍配が上がるでしょうね。 

失恋船長 ★★★ (2025-07-07 01:30:56)