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Sylvia’s Mother / Dr. Hook / DR. HOOK (MK-OVERDRIVE)
All Fall down / Rise / GUILD OF AGES (火薬バカ一代)
DANGER ZONE (失恋船長)
Mysteria / VIOLET (失恋船長)
Nostalgia / crimson / 相川七瀬 (MK-OVERDRIVE)
Rise / GUILD OF AGES (火薬バカ一代)


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Sylvia’s Mother / Dr. Hook / DR. HOOK
ハスキーヴォイスで歌われるカントリーロックの哀愁バラードは、DR. HOOK & THE MEDICINE SHOW名義で1972年3月にリリース、同年5月には表題1stアルバムの1曲目に収録された2ndシングル。とはいえ無名の"Last Morning"を差し置いて実質デビュー曲であり、いきなり全米5位をマークした初期の有名曲でもあります。シルビアの母親が彼女をなかなか電話に出させないというやきもきした内容の歌。兄の旺文社"百万人の英語"テキストを見てタイトルだけは早くに知るも実際に聴いたのは遥か後、"When You're in Love with a Beautiful Woman"のヒットで返り咲いた頃という完全後追いです。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-07-10 01:15:42)



All Fall down / Rise / GUILD OF AGES

ピアノによる叙情的なイントロにバンド・サウンドが加わって
テンポアップする冒頭のみでグッと掴まれます。
ハード・ロッキンなエッジ、フックと哀愁の効いたメロディ、
華麗に舞うハーモニーと、このバンドの魅力全部入りの名曲。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-07-09 23:55:02)



DANGER ZONE

Shut Up!

アルバムの新規登録を一斉にしたのですが、数十分まっても入れないので一旦、こちらで発言します。いやー、イタリアの老舗バンドですよね。昔はここまで洗練されたアメリカンロック志向を打ち出していませんでしたが、見事に洗練されたサウンドになっています。
このバンドもポイントは、この力強い歌声でしょう。荒々しいがメロディをしっかりと追いかけ歌い込めるロベルト・プリオーリの存在感。ジョー・リン・ターナーとデヴィッド・リースを足して二で割ったというありきたりな表現になったが、この歌声はそれほど、存在感を発揮している。

バランス感覚に秀でたサウンドメイク。ギターもキーボードも自己主張をしているが互いを殺さない。リズムセクションはメリハリがあり躍動感を与えている。アメリカンロック志向だがイタリアのバンドだけに叙情性もある、その情熱的なサウンドは、力強さと大衆性を完備。見事な尺度と熟練のアレンジセンスで魅了してくる。

Journeyのような普遍性は勿論あるのだが、もっと活きの良さがあるのでHouse Of Lords とかに近いですかね。まぁAOR系ハード路線としてはお手本になるような作風を堅持。その昔気質のサウンドは、往年の80年代ロックを愛するモノを立ち上がらせるだけに魅力に富んでいる。

こういう音を聴くと元気になりますよね。世知辛い世の中ですが、ワタクシはこういうサウンドを聴き心を洗濯しますね。バランス感覚の良さなのよねぇ。中盤以降も落ちないのよ。11曲入で45分なんですよ。これが聴きやすいのよね、無駄を排した作り、焦点の定まったサウンド。その強みをたっぷりと味わいましたね。○○風味が気になる人は退場してください。
このノスタルジックだが、鮮度を保ったメロディアスハードを素直に楽しみます。混じりっ気無しの中年男のワタクシに染み入りますねぇ。そして、青春時代に連れ戻してくれます。

逞しいんですよね。だから軟弱に聞こえないのです。日本では人気薄そうですが、こういうバンドをメディアにもフォローして貰いたいね。
ホントに最後まで落ちないんだよね、クオリティがさ。だからリピート再生なんですよ。他のアルバムもチェックしたくなりましたね。
EZOのFIRE FIREのカヴァー以降、すぐにアルバム出してくれたら忘れなかったんですけどね。

やられたなぁ。かっこいいわ、フックがあるのよねぇ。だから最後までクオリティを落とさなかったね。やり過ぎとギリギリの攻防をしたよねぇ。上手いことやっているわ。

失恋船長 ★★★ (2025-07-09 09:35:59)



Mysteria / VIOLET

アルバムジャケットに映るメンバー、リードヴォーカルである女性のメイクと、なんだかとても古くさい印象を受けた。なんの予備知識も無いバンド。ドイツのグループらしいが詳細はさっぱりだ。Houstonを聴いていた時、Houstonが好きな人にオススメという形で紹介されたバンドの中に、このグループがいた。その古くさい印象のメンバーショットに魅入られた。これは幻のグループ発掘良品なのかと、3曲目を聴いているあたりでワクワクしていたのだが、このグループは現役の新人。

2022年には1stをリリースと、絶賛売り出し中なのだが、古くさい音楽をやっている。軽やかに流れる叙情的なメロディ、浮遊感も漂わせるヴォーカル。そして随所にねじ込まれるサックスの音色、このサックスがイイ。AORなハードサウンドではあるのだが、湿ったヨーロピアン調の音色、そして大衆性を完備した聴きやすいサウンド、その鍵を握るのはキーボードだし、サックスだ。
ギターは控えめながら邪魔しないソロなど、アイデアを持っている。この手のサウンドにおいてリズムセクションは大きな役割を果たさないのだが、逆にシンプルに徹する事でより音楽性を際立たせる、まぁ狙ってやっているのだから驚きはない。

この独特の浮遊感のあるメロディと歌声、どこかで聴いた事があるなぁと悩むのだが中々出てこないのだが、個人的にはRoxetteを思い出しますね。彼女の声質がマリー・フレデリクソンに似ているなぁと思うと、全てのピースがハマりましたね。

彼等が示した神秘性、その繊細な機微を見逃さないアレンジとメロディ、歌い手もパフォーマンスもより狙い済ました世界観をターゲットに、見事に撃ち抜いています。上手いことやっているわ。

過去が未来を作る。これはワタクシの持論です。過去を見つめ、そこから得た教訓が未来を作る、この80年代型サウンドは今や一つのジャンルだ。ノスタルジックなサウンドの中に今の感性を取り込み昇華したスタイルはけして盗用するだけの罪作りなサウンドではない。ワタクシが経験したことがないスタジアムロック、このバンドはその会場に参加したような錯覚を覚えさせてくれる。

80年代のロックには大きな問題があった、それはお金儲けに走りすぎたレコード会社、マネージャーと結託する弁護士。そういう集金作業に加担させられ搾取されたバンドは数知れず、そうして方向性を見失いシーンそのものが消えた。
しかし、こうして再提示された音楽、その純粋なリメイクは改めて80年代型のサウンドの素晴らしさを現在に伝えてくれた。このバンドの人気は分からんが、ノスタルジックな印象操作にワタクシは見事に乗せられた。

根がスラッシュメタルから入った身としては、どうしても軽いなぁ。軟弱だなぁ。TOTOやStarshipの全てが好きな分けでもないし大きな影響を受けた分けではない、またRoxetteとかは、まともに聴いた事が無い。それだけに、このバンドがもの凄いパクりをやっても気がつかないのだが、それでも、ノスタルジーなサウンドには魅入られる場面は少なくない。

ただ、やはり飽きのサイクルは早いだろう。デジャブ感というものはあるのだが、バラードとかもアリーナが似合う音なんだよなぁ。このバンドのバイオは手に入れないとねぇ。その面倒な作業が苦にならない、古くて新しい前時代的スタイルに魅了されました。ダレそうになったんだが10曲入のおかげでリピード中なんですよねぇ。

失恋船長 ★★★ (2025-07-09 08:45:10)



Nostalgia / crimson / 相川七瀬
1998年5月リリースの10thシングル。イントロ、リフ、サビメロなどなど何もかもがカッコいい安定のオダテツ作品ですね。前作"彼女と私の~"と比べるまでもなく彼女のシングル曲ではかなりアップテンポな部類。本人も携わった詞は"あの夏の輝きはもう届かない幻"などひたすらネガティヴでサマーソングには不適ですが、デビュー2年半で格段に成長したヴォーカルに聴き入りますよ。メロディ、アレンジ全てが高次元で融合した名曲。


https://www.youtube.com/watch?v=sFgITeCCzGQ

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-07-09 01:54:50)



Rise / GUILD OF AGES

オランダのポップ・グループからのイチャモンによりCAUGHT IN THE ACTからGUILD OF AGESへと改名を余儀なくされるも、メロディ愛好家からは一貫して根強い支持を取り付けるコロラド州デンバー出身の6人組が、ほぼ20年近い沈黙期間を経て'16年に発表した復活作。通算3作目(CITA時代も含めると5作目)。今回は盟友ボビー・バースの手は借りず、バンドのセルフ・プロデュース体制でレコーディングが行われいます。
重厚に絡み合うツインGにドラマティックな曲展開等、作を重ねる毎にHM路線への傾倒を顕著にしていった彼らですが、本作においてはヘヴィ・メタリックなエッジのみならず、大陸産のバンドならではの爽快感溢れるメロディにコーラス・ワーク、ピアノ(ショパンの“月光”調)イントロに導かれてスタートする序曲①と、厳かにアルバムEDを締め括るアウトロ⑫で本編をサンドイッチするというCITA時代の名盤『HEAT OF EMOTION』を思い起こさせる構成等、初期作と近作のエッセンスがバランス良く盛り込まれており、まさしく復活作に相応しいこれまでの総決算的内容に仕上がっています。
まぁ、それにしてはアルバム後半の息切れが気にならなくもないのですが、個人的には①~⑥の素晴らしさだけでアルバム購入代金の元は十分に回収出来ましたよ。特に物悲しいピアノのイントロでグッと掴まれ、ダニー・マルティネスのブランクをまるで感じさせない熱唱が胸焦がす劇的な⑤は、このバンドが持つポテンシャルの高さがしかと刻まれた名曲です。
それだけに、これ以降活動状況が全然伝わって来ないことが心配なんで、ぼちぼち新作をリリースしてくれたりすると嬉しいなぁと。待っとります。

火薬バカ一代 ★★ (2025-07-09 01:17:58)