この曲を聴け!
DANGER ZONE
失恋船長 ★★★ (2025-07-09 09:35:59)
Shut Up!
アルバムの新規登録を一斉にしたのですが、数十分まっても入れないので一旦、こちらで発言します。いやー、イタリアの老舗バンドですよね。昔はここまで洗練されたアメリカンロック志向を打ち出していませんでしたが、見事に洗練されたサウンドになっています。
このバンドもポイントは、この力強い歌声でしょう。荒々しいがメロディをしっかりと追いかけ歌い込めるロベルト・プリオーリの存在感。ジョー・リン・ターナーとデヴィッド・リースを足して二で割ったというありきたりな表現になったが、この歌声はそれほど、存在感を発揮している。
バランス感覚に秀でたサウンドメイク。ギターもキーボードも自己主張をしているが互いを殺さない。リズムセクションはメリハリがあり躍動感を与えている。アメリカンロック志向だがイタリアのバンドだけに叙情性もある、その情熱的なサウンドは、力強さと大衆性を完備。見事な尺度と熟練のアレンジセンスで魅了してくる。
Journeyのような普遍性は勿論あるのだが、もっと活きの良さがあるのでHouse Of Lords とかに近いですかね。まぁAOR系ハード路線としてはお手本になるような作風を堅持。その昔気質のサウンドは、往年の80年代ロックを愛するモノを立ち上がらせるだけに魅力に富んでいる。
こういう音を聴くと元気になりますよね。世知辛い世の中ですが、ワタクシはこういうサウンドを聴き心を洗濯しますね。バランス感覚の良さなのよねぇ。中盤以降も落ちないのよ。11曲入で45分なんですよ。これが聴きやすいのよね、無駄を排した作り、焦点の定まったサウンド。その強みをたっぷりと味わいましたね。○○風味が気になる人は退場してください。
このノスタルジックだが、鮮度を保ったメロディアスハードを素直に楽しみます。混じりっ気無しの中年男のワタクシに染み入りますねぇ。そして、青春時代に連れ戻してくれます。
逞しいんですよね。だから軟弱に聞こえないのです。日本では人気薄そうですが、こういうバンドをメディアにもフォローして貰いたいね。
ホントに最後まで落ちないんだよね、クオリティがさ。だからリピート再生なんですよ。他のアルバムもチェックしたくなりましたね。
EZOのFIRE FIREのカヴァー以降、すぐにアルバム出してくれたら忘れなかったんですけどね。
やられたなぁ。かっこいいわ、フックがあるのよねぇ。だから最後までクオリティを落とさなかったね。やり過ぎとギリギリの攻防をしたよねぇ。上手いことやっているわ。
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